
あらすじ
バッジテスト受験とライバルとの出会い
順調に上達するいのりをみて、瞳と司はバッジテストを受けさせることにする。
2週間後、バッチテスト受験のため、別のスケートリンクに出向く。
ここでのちにライバル関係となるひかり(とそのまわり(理凰(りお)、夜鷹純(よだかじゅん))と出会う。
理凰の言葉や試験前の緊張感からいのりはパニックになるが、司の「指遊び」のおかげで落ち着きをとりもどし、バッジテスト(初級)に無事合格する。
これをきっかけに「中学生までの条件付き」で母親からも応援してもらえることになる。
光との再会
忘れ物を取りに戻ったロッカールームで、「周りのお母さんたちからの悪意ある会話」を耳にする。
そこへ偶然ひかりが訪れ、泣いている動けなくなっていたいのりの手をひき、スケートリンクへと連れ出す。
ひかりと一緒にすべる中で、いのりは同年代のひかりとの実力差を実感する。
上手になりたい想いを司に伝える
「コーチにオリンピックにいかせてくださいってお願いした」と光から聞いたいのりは
バッチを渡すために現れた司に対して「金メダルを獲れる人に絶対なりたい。だから先生に助けてほしい。」と思いを伝える。
司は「誰が見てもスケートの天才だって思わせるぐらい上手な選手にする」と伝える。
感想
ワイワイしているシーンのはざまで暗いシーンへの布石がちょいちょい挟まれる。
子供か理解できないと思って思わず話してしまう会話、そんな大人の言葉をちゃんと理解して傷つく子供。
なんか記憶あるなーと共感してしまう。
ちょっとした仲間内での愚痴が他人への攻撃になってしまうことを気づかされる。
自分に臆することなくついてくるいのりに対して、口元だけのコマで光が笑う箇所がある。
黒いトーンの中で歯だけが白く描かれている表現が秀逸。
ひかりの心の中がよく表現されていると思う。
いのりの想いを聞いて司が気づきと決意を固めるシーン、司の首元だけで表現してるのがすごい。
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